先輩アソシエイトの声 – 中山基義 –

先輩アソシエイト・若手パートナーの声

中山基義(71期 2019年入所)

1. 入所のきっかけ

事務所の教育体制や謙虚に成長を志向する姿勢に惹かれて入所を決意しました

中山基義

私は、司法試験に向けた勉強をしていた頃から漠然と企業法務や渉外法務に関心を持っていました。そして、予備試験に合格後、法律事務所のリクリーティング情報を発信するメディアを通してシティユーワ法律事務所を知り、予備試験合格者向け事務所説明会に足を運びました。シティユーワ法律事務所以外にも複数の法律事務所の説明会に参加しましたが、特にシティユーワ法律事務所に魅力を覚えた点は、入所1年目にスーパーローテーションシステム(SRS制度)により幅広い業務を経験できることと、弁護士個人の自主性を重んずる風潮があることです。

前者については、入所前の企業法務に対する関心は漠然としたものであったため、最初のうちは多様な案件を経験することで自分の得意分野を探究できることが魅力でした。後者については、自由な風潮の下、自主的・主体的に自分のキャリアを考えることができることに魅力を覚えました。

以上の点に加えて、リクルートの過程で、リクルート担当の弁護士から、「経験を積んだとしても謙虚に学び成長を続けることが大切である。」という説明を聞き、自分もそのような弁護士になりたいという思いを再確認し、最終的にシティユーワ法律事務所への入所を決意しました。

2. 入所後の執務状況等

SRS制度の下で幅広い経験を積み、専門性を選択・向上させています

入所1年目はSRS制度に基づき、コーポレート、金融、訴訟の各分野の業務を経験しました。複数の分野を経験するため、最初のうちはどの案件も初めてのことだらけで、戸惑うことが多くありましたが、事務所の図書室にある豊富な文献を読んで勉強し、また先輩方に教えてもらい学ぶことができました。また、SRSの下で複数のパートナーと仕事をすることで、弁護士それぞれ案件の進め方や視点が異なることに気がつきました。この経験により、幅広い視点を学ぶことができました。1年目に学んだ幅広い経験は、弁護士3年目の現在でも非常に役立っております。

2年目には、志向する専門分野を踏まえて、メンターと呼ばれる担当パートナーがつくことになります。私はコーポレートと訴訟の弁護士をメンターとして選び、主にその弁護士の下で業務に従事しています。M&Aの案件においては、取引の実施にあたり行われるデューデリジェンスを行ったり、契約書のレビューを行ったりします。クロスボーダーM&Aであれば、英文契約書のレビューや、英文メールのやり取りが行われることになります。M&A等のプロジェクト案件では複数の弁護士のチームを組んで進めることになるため、弁護士同士のコミュニケーションが重要になります。訴訟案件においては、企業の支配権争い等の企業間の訴訟に携わっています。いずれもスピードが求められ、忙しい案件が多いですが、その分達成感や、やりがいも大きいです。

3. 執務環境等

コミュニケーションが取りやすい環境、英語力を伸ばせる環境が整っています

シティユーワ法律事務所には、働きやすい執務環境が整っていると思います。まず所員同士のコミュニケーションが取りやすい環境が整備されています。企業法務ではチームで案件をこなすことが多く、最適なチームワークを発揮するためには密なコミュニケーションが重要なのですが、執務室は個室でなくオープンであり、他の弁護士とコミュニケーションを取りやすいものとなっています。また、事務所内用のチャットツールが導入されており、他の弁護士やスタッフに迅速かつ気軽に連絡を取ることができます。

また、私は英語力を延ばし、将来的には留学に行くことを希望しているのですが、英語の勉強ができる環境も整っています。1年目は定期的な外国弁護士との英語レッスンの時間が設けられ、また、オンライン英会話サービス等が導入されているため、業務の内外を通して英語力を向上させる機会があります。特に留学するためにはTOEFLを受験し一定以上の点を取る必要があるのですが、英会話レッスンを積極的に利用したり、日常的に外国弁護士と英語で会話したりすることは、英語力を向上させる絶好の機会だと思います。また、事務所には留学経験のある先輩弁護士が多数所属しており、留学のための準備事項、試験対策といったアドバイスを受けることができます。

さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、インターネットで法律関連書籍を閲覧できるサービス、事務所のファイルサーバーへのリモートアクセス、ビデオ会議ツール等の導入が行われ、さらに業務効率が向上しています。

4. 入所希望者へのメッセージ

シティユーワ法律事務所は、幅広い案件を高い専門性をもって取り扱っている事務所です。弁護士になる前に特定の専門分野を選択することは難しいことが多いと思いますが、シティユーワ法律事務所ではSRS制度等を通して、まずは幅広い業務を経験し、複数の選択肢の中から専門分野を選ぶことができる環境が整っています。また、それぞれの弁護士は勉強熱心で知識の補充・アップデートを常に心がけており、向上心を持って最高のリーガルサービスを提供する努力をしています。謙虚に成長をし続ける弁護士集団の一員になることで、自らも周囲から刺激を受け成長することができるはずです。ぜひ、皆様もシティユーワ法律事務所にご来所いただき、事務所の魅力を肌で感じていただければ幸いです。皆様のご来所を心よりお待ちしております。

(2021年6月掲載)