
セミナー/講演等
セミナー/講演等
第78回CY法務セミナー(ウェビナー)「ベトナム最新法務実務」
以下の第78回CY法務セミナー(ウェビナー)を開催しました。
セミナー内容
約18年間、主に日本企業及び日系企業よりベトナム法務に関して御相談いただいた内容の中で、近年において頻繁に問題となる論点を中心に、問題の所在及び対応、解決案を解説します。
- 投資・経済取引に関する主な国際条約
- ベトナムの経済法令に関する法体系
- 投資法その他の外資規制
- 企業法その他のガバナンス制度
- 外為規制
- 労働法
- 土地法及び不動産業法
- 知的財産権法及びその他の知財制度
- 競争法
- 個人情報保護、サイバー規制
- M&A
- 企業の清算、出資持分譲渡その他の投資の撤退方法
- 紛争解決
- 贈賄
スピーカーより
ベトナムは、2005年頃にチャイナ・プラスワンの有力候補として日本企業の間で注目され、2007年のWTO加盟を契機として現在に至るまで、製造拠点又は将来の有力な市場候補地として、多くの日本企業の投資を集めています。他方において、ベトナムの政治体制は中国と同じく共産党の一党独裁であり、比較的厳しい情報統制、サイバー規制を設けています。不明確な一部の外資規制、特殊な承認手続を要求する利害関係取引、労働者保護に厚い労働法、一定の資本取引に煩雑な手続を要求する外為法、日本はもちろん中国とも異なる独自の土地制度、非常に時間と手間がかかる会社清算等、ベトナム法務では気を付けるべき論点がいくつかあり、それらについて問題の所在及び解決案を解説します。
スピーカープロフィール
弁護士 粟津 卓郎(あわづ・たくろう)
当事務所所属弁護士(パートナー)。1999年弁護士登録。日本企業のベトナムビジネスをめぐる各種の法律実務について、2005年より草分け的存在として多数従事している。日弁連中小企業の海外展開業務の法的支援に関するワーキンググループ幹事及びベトナム法アドバイザー(2014年~)。ベトナム法務に関する多数のセミナー、論文、連載、書籍の執筆も行っている。