シティユーワの特色
多様な案件・クライアントに対する総合的・専門的なリーガルサービスを提供
シティユーワ法律事務所は、これらの4つの力が生み出す多様な視点から、問題発見・問題解決にアプローチします。
高い専門性
専門分野での豊富な経験
シティユーワ法律事務所は、2003年2月、東京シティ法律税務事務所(法律部門)とユーワパートナーズ法律事務所との業務の統合により設立されました。旧東京シティ法律税務事務所においては訴訟等の民事紛争処理・不動産案件・倒産案件に、旧ユーワパートナーズ法律事務所においては渉外案件・金融取引・M&Aの分野を中心に、それぞれ顕著な実績を残してきました。2005年9月には、各種特許訴訟の分野において国内有数の事務所である大場・尾崎・嶋末法律事務所と業務統合を行い、その後も、各分野で活躍してきた多くのパートナーの参加を得て、企業法務、知的財産権、コンプライアンス、労務、独占禁止法等の分野においても、専門性を強化してきました。さらに2023年1月には、中国法務及びアジア進出に関するリーガルサービスに豊富な経験と高い専門性を有する曾我法律事務所と経営統合を行い、国際業務が一層多様化し強化されました。こうしてシティユーワ法律事務所は、前身となるそれぞれの事務所の高い専門性を引き継ぎ、これらを有機的に結合し、クライアントの直面する問題の解決に向けてリーガル・サービスを提供しています。
多彩なバックグラウンドを持つ人材
シティユーワの所属弁護士は各分野に高いエキスパティーズを備えています。弁理士、公認会計士、外国法弁護士、海事代理士、公認不正検査士など弁護士以外の関連業務の資格をあわせ持つ者も多く、また、検察官、行政官、銀行・商社・国内外の事業会社等での経験、外資系金融機関のインハウス・カウンセルや外国法事務弁護士事務所との特定共同事業などの経験など、多彩なバックグラウンドを生かして、多様な視点から問題発見・問題解決にアプローチしています。
広範な取扱業務
企業法務全般を網羅
シティユーワ法律事務所は、所属弁護士の多様なエキスパティーズと豊富な経験をバックボーンとし、企業法務、金融取引、M&A、不動産、倒産処理、訴訟、知的財産権、労働法、国際取引、コンプライアンス、独占禁止法など企業活動に求められるほぼすべての分野にわたる法律業務を提供しています。また、日本企業の海外進出や外国企業の日本への進出などに関する国際的な業務にも幅広く従事しています。クライアントも多国籍企業、上場会社、その他国内外の中小規模の企業までと多様で、その産業分野も多岐にわたります。そうした業務を通じて、平時・有事を問わない広範囲にわたる豊富な知見を蓄えています。
強い組織力
柔軟なチーム編成
シティユーワ法律事務所は、国内事務所と渉外事務所が完全融合した数少ない法律事務所の一つです。そこではさまざまな案件に応じて最適なチーム編成が行われ、効果的/効率的な問題解決が図られます。結果的に多様な業務領域を経験することで、若手弁護士やスタッフにも幅広いスキルが養われることともなります。また、弁護士、外国法事務弁護士、外国弁護士、司法書士、行政書士その他スタッフ計350名超を擁しており、大規模な法務デュー・ディリジェンスなどにも十分対応可能な体制となっています。
情報共有と意見交換
個々人が有する高度なノウハウを事務所内で体系的に集積するとともに、集積されたノウハウを広く共有するためのしくみを構築し、多様な知の効果的・効率的な活用を実現しています。また、チームの内外を問わず、進行中の案件に対する意見交換も活発に行われるなど、最適な解答を導き出すための多角的な視点がつねに確保される状態となっています。
民主的な事務所運営
様々な仕事のスタイルをもつ弁護士一人ひとりの個性を生かしつつ事務所としての総合力を発揮するために、透明性の高い公平で民主的な事務所運営を行っています。風通しのよい事務所運営によって偏りのない多様な視点が維持されることで、個の力が有機的に結びついた真の総合力が発揮されることになります。
充実のネットワーク
優秀かつ広汎な海外ネットワーク
シティユーワ法律事務所は、日本企業の海外進出に関する業務や外国会社の日本への進出にかかる業務などの国際的な業務にも従事しています。インバウンド及びアウトバウンド双方向の国際法務を迅速かつ有効に行うために、シティユーワ法律事務所は➀世界92カ国の61法律事務所(2023年3月現在)からなるネットワークWorld Law Group、並びに②成長著しい環太平洋諸国を中心とした諸国の有力事務所から構成されるPacific Rim Advisory Council (PRAC) という2つのネットワークに、いずれも唯一の日本の法律事務所として加盟しています。これらにより、全世界の主要都市をカバーする海外の多数の法律事務所と緊密な協力関係を維持強化し、非常に短い時間で外国の法律情報を取り寄せ、すみやかに依頼者のニーズに応える盤石の態勢をとっています。
グローバル法務の重要インフラ
海外のプロジェクトや紛争に際して正確なリスク分析やクライアントにとって最適のスキームを構築できるかは現地弁護士の能力によって大きく左右されます。ここでいう能力には、弁護士の専門性や事案の分析能力のみならず、コミュニケーション能力・業務の迅速性や仕事への真摯さも含まれます。もしクライアントにご紹介した現地弁護士の能力に問題があると共同作業の大きな障害になり、ひいてはクライアントの利益を害しかねないのでどれだけ有能な弁護士を各地に確保しているかはビジネスローファームにとって重要な意味を持ちます。当事務所が加盟しているWLGやPRACの大きな長所は、現地で定評がありフィーも合理的な世界各地のメンバーファームのパートナー弁護士が定期的に各国の重要な新法制を紹介し合う勉強会を開催し、専門性だけでなく人間的にも信頼が置ける事も相互に知悉している点にあります。従って外国法リサーチの必要が生じればメールや電話1本で最適のアドバイスが迅速に得られる関係があらかじめ構築されており、これらとの実際の案件や研究会を通じた緊密な協働の長い歴史を通じて、当事務所も各国の法務の経験を蓄積しています。このようにWLGやPRACは専門性・国際性・スピードの全てが求められる渉外ビジネス法務に最適のインフラを提供しています。
ネットワーク方式の長所
単独の法律事務所が複数都市に事務所を展開する海外支店方式と比べた場合、有力法律事務所間のネットワーク方式は、(1)既に現地でリードする立場にある法律事務所でなければメンバーになれない為、外国に海外支店型事務所を設置して育てて行く方式と比べて当初から専門性と経験を有している(2)同じ理由で、海外支店型事務所を設置する立ち上げコストが不要であり、またネットワークの維持費も相対的に低廉である(3)地理的にカバーできる範囲が遥かに広汎である、言い換えれば低コストで専門性の高い法的アドバイスを提供できる長所を有しており、費用対効果の点でも大きな利点となっています。