「日本企業のための国際商事仲裁・調停の活用方法 ~シンガポール国際仲裁・調停センターの近時の動向を踏まえて~」
セミナー/講演等

第33回CY法務セミナー開催「日本企業のための国際商事仲裁・調停の活用方法 ~シンガポール国際仲裁・調停センターの近時の動向を踏まえて~」

以下の第33回CY法務セミナー開催を開催しました。

開催日時
2018年1月19日(金)14:30-17:00
会場
シティユーワ法律事務所ホール
講師
韓国法弁護士・シンガポール国際仲裁センターNorth East Asia担当ヘッド SEAH LEE氏
 
シンガポール法弁護士・シンガポール国際調停センター ディレクター HAZEL TANG氏
 
前田葉子弁護士 
定員
50名
受講料
無料
業務分野

セミナー内容

第一部 Singapore as a Dispute Resolution Hub: Recent Developments at SIAC and SIMC
SIAC North East Asia担当ヘッド SEAH LEE氏
SIMCディレクター HAZEL TANG氏

第二部 日本企業にとっての国際商事仲裁の活用方法
シティユーワ法律事務所 弁護士 前田 葉子

スピーカーより

第一部
SIAC(シンガポール国際仲裁センター)及びSIMC(シンガポール国際調停センター)の最新動向について、SIAC及びSIMCの担当者が直接解説いたします。
Seah Lee氏からはSIACに関して特に2016年のSIACの新ルールの内容、SIAC仲裁においていかに時間とコストを節約するか、及び日本の当事者を含む仲裁の傾向などをご紹介いたします。
Hazel Tang氏からはSIMC調停のコストや平均所要日数、調停の成功率などの基本的データ、日本企業による利用例、調停のメリット、SIACとSIMCのArb-Med-Arbの手続などをご紹介いたします。

第二部
外国企業との国際取引において、仲裁条項作成時の注意点に始まり、紛争が生じた場合の仲裁手続にかかるコストと得られるリターンの見極め、保全手続、仲裁判断の執行に至るまで、近時の裁判例や法改正等にも触れつつ検討ポイントを解説します。それらを踏まえてどうすれば日本企業が国際商事仲裁を有利に活用することができるのか、実際の仲裁事件をベースに検討いたします。

スピーカープロフィール

SEAH LEE
韓国法弁護士/SIAC North East Asia担当ヘッド
韓国の大手法律事務所の仲裁グループにおいて多数の国際仲裁・訴訟、交渉案件等を担当の後、SIACに勤務。North East Asiaを担当する。

HAZEL TANG
シンガポール法弁護士/SIMC ディレクター
シンガポール及び上海の資格を有する調停人・仲裁人。シンガポールの大手法律事務所において、建設・インフラストラクチャー等の分野において国際仲裁・訴訟・調停などを担当した後、SIMCに勤務。

弁護士 前田 葉子 (まえだ ようこ)
シティユーワ法律事務所所属弁護士(スペシャル・カウンセル)
2003年弁護士登録。2010年ペンシルバニア大学ロースクール卒業(LL.M.)。2010年~2011年Debevoise & Plimpton法律事務所。2011年米国ニューヨーク州弁護士登録。2012年 シンガポール国際仲裁センター(SIAC)。国際仲裁・訴訟を中心的な業務とする。

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