第88回CY法務セミナー（ウェビナー）「不正競争防止法に関する実務対応～営業秘密の管理及び保護～」

セミナー内容

不正競争防止法による営業秘密に関する規制及び企業に求められる対応について解説します。

1. 不正競争防止法の概要と営業秘密に関する規制
2. 営業秘密として保護される情報
3. 営業秘密の漏えいに関する裁判例
4. 企業が守るべき責務
5. 不正競争防止法を遵守するための留意点

スピーカーより

営業秘密の侵害は企業の利益に直結するものですから、大きく報道され社会の耳目を集めることも珍しくなくなってきましたが、営業秘密が侵害される事件は増加傾向にあり、企業としては自らの営業秘密が漏えいしないように対策をとるほか、他社の営業秘密を侵害することのないように対策を講じることが求められています。このような対策を検討する上で、どのような情報が営業秘密として保護され、どのような事件が問題になり得るのかを裁判例に基づき理解することが重要となってまいります。そこで、不正競争防止法に関する案件を数多く担当してきた経験に基づき、不正競争防止法による営業秘密に関する規制及び企業に求められる対応について解説します。

スピーカープロフィール

弁護士　岸見 直幸 （きしみ・ なおゆき）
2007年検事任官。東京地検等において、脱税事件、公職選挙法違反、政治資金規正法違反などの独自捜査のほか、本部事件、企業犯罪を数多く手掛ける。
2019年弁護士登録。パートナー。企業危機・不祥事発生時における事実調査、企業の刑事事件・民事紛争の対応等を行う。ドイツでの留学経験を活かしたドイツ法務も担当する。