第43回CY法務セミナー「海外資産の出口戦略（相続対策）」

セミナー内容

1. 海外資産を保有することによる国際相続リスク
2. 国際相続の法律的な問題点
3. 事例検討
4. 出口戦略として考えるべきポイント

スピーカーより

近年、海外に資産を保有する日本人の国際相続案件が増加しています。
分散投資の一環で海外に資産を保有したものの、出口戦略について何もしないまま相続が発生してしまった場合、相続人間に争いがなくとも、想像を超える時間・費用・そしてご家族の精神的負担がかかる国際相続手続が発生することがあります。
本セミナーは、海外に資産を保有されているものの相続対策について検討されていない日本人の方、海外に資産を保有されている日本人クライアントを抱える金融機関・税理士の方々を対象に、海外に資産を保有する日本人の国際相続リスクの意味、法律実務的な問題点、その対策の必要性について、事例を用いながら説明致します。

スピーカープロフィール

弁護士　酒井 ひとみ（さかいひとみ）
シティユーワ法律事務所所属弁護士（カウンセル）。第二東京弁護士会2003年登録ニューヨーク州弁護士会2018年登録
【取扱分野】
国内相続・国際相続・エステートプランニング、労働・労務管理
【最近の実績】
海外に資産を保有する日本人・日本に資産を保有する外国人の相続紛争、相続対策、資産承継対策（エステートプランニング）の実績多数。相続の依頼者のご相談は、相続・エステートプランニングのみならず、家族の問題やファミリービジネスの問題等、様々な問題に波及していくことが多い。どのような課題についても、所内の適切な弁護士と連携しベストの解決支援を行うことを心掛けている。2018年・2019年、Chambers HNW（High Net Worth）のPrivate Wealth Law-JapanでLeading Individualとして高い評価を受賞。