「来たるべき裁判に備えて、今から対策を ~元裁判官の目から見て~」
セミナー/講演等

第28回CY法務セミナー開催「来たるべき裁判に備えて、今から対策を ~元裁判官の目から見て~」

以下の第28回CY法務セミナー開催を開催しました。

開催日時
2017年2月9日(木)15:00-17:00
2017年2月16日(木)15:00-17:00
会場
シティユーワ法律事務所ホール
講師
南敏文弁護士 
定員
50名
受講料
無料
業務分野

セミナー内容

  1. はじめに
  2. 裁判における主張と裁判所の判断過程の解説
    ○ 裁判で必要な事実主張及び法的主張並びに提出すべき証拠
    ○ 裁判所による事実認定の方法と法的判断
    ○ 上記各点を通じて,取引等を行った場合における資料の保存やその他の留意点
  3. まとめ
  4. 質疑応答

スピーカーより

東京高裁,東京地裁等で併せて約15年間裁判長を務め,民事・商事・労働・家事・行政紛争の解決に豊富な経験を積んできました。その経験も生かしながら,現在,当事務所で弁護士活動を行い,4年目となっています。今回のセミナーでは,長年の裁判長の経験から,裁判官はどのような事実に着目し,また,どのような証拠を重視するかについて説明し,このことから,取引等において,どのような点に注意し,また,どのような資料を残しておくのが相当かについて,解説をしたいと思っています。具体的な事例も踏まえ,分かりやすく説明致します。

スピーカープロフィール

弁護士 南 敏文 (みなみとしふみ)
シティユーワ法律事務所所属弁護士(オブ・カウンセル)
東京高裁裁判長,東京地裁通常部及び交通部裁判長等を歴任。法務省では民事局第五課長,同第二課長等を務め,法例の改正や商法の改正作業等にも携わり,また,外務省では条約局,ジュネーヴ代表部に勤務して,民事関係の多数の条約作成にも関与し,国際紛争に関する豊富な知見を有する。
主な著書:『なるほど図解 労働法のしくみ』(監修,シティユーワ法律事務所編,中央経済社,2014年),『設題解説 渉外戸籍実務の処理 I~VIII』(共著,日本加除出版,2004年~2012年)
『新訂 民事訴訟と不動産登記一問一答』(共著,テイハン,2008年)

関連する論文・著書・ニューズレター・セミナー/講演等