第89回CY法務セミナー（ウェビナー）「近年の動向をふまえた株主総会に向けての留意点」

セミナー内容

近年の動向をふまえた株主総会に向けての留意点

1. 近年の株主総会における動向
2. 株主総会資料の電子提供制度
3. 増加する株主提案への対応
4. ESG関連
5. その他

スピーカーより

昨年の上場会社の株主総会は、株主総会資料の電子化制度について各社手探りの中対応していましたが、今年は昨年の各会社の対応も参考にしながら自社にふさわしい形で運用していくこととなるものと考えます。また、昨年6月総会では株主提案の数が過去最高になったと報道されており、株主提案への対応を検討しておく必要があります。さらに、近年ではESGに関する提案や質問が増えており、事前に準備しておくことが望まれます。その他、ポストコロナ下での総会準備なども問題となります。今回のセミナーでは、近年の議論を中心に、主に上場会社の株主総会関連のトピックについて解説します。

スピーカープロフィール

弁護士　豊田 祐子 （とよだ・ ゆうこ）
当事務所所属弁護士（パートナー）。2000年弁護士登録。
2002年～2006年法務省に出向し会社法制定に携わる。会社法関連のほか金融商品取引法関連の法律問題その他の一般企業法務、企業提携・買収、組織再編などを扱う。
主な著書：「一問一答新・会社法」（共著、商事法務、2006）、「論点体系金融商品取引法2［業者規制、不公正取引、課徴金］」（共著、第一法規、2014）、「コンパクト解説会社法5組織再編」（共著、商事法務、2016）、「実務解説改正会社法」（共著、弘文堂、2020）等