第92回CY法務セミナー（ウェビナー）「日本企業の台湾におけるコンプライアンス対応」

セミナー内容

日本企業の台湾進出に伴い、現地おけるコンプライアンス対応について、競争法、労働法、及びその他コンプライアンス違反事例を中心として、留意点を解説します。

１．競争法、労働法などの関連規定の概要

２．実際のコンプライアンス違反事例の紹介

スピーカーより

日本と台湾の相互投資や取引がますます盛んになっており、台湾に拠点を持ったり、台湾企業に投資したり、合弁企業を設立したり、他の種類の取引を行ったりする日本企業が増えています。日本の本社は、台湾の現地法人の管理や台湾企業との取引における競争法の問題など、関連する台湾の法令を遵守する必要があります。そこで、本セミナーでは、取引における競争法の規定や、現地法人の日常的な労働法の問題などについて説明し、実際の企業内での法令違反の事例をご紹介し、内部の法令遵守制度の充実に役立つ参考情報をご提供します。

スピーカープロフィール

弁護士 林 莉慈（Li-Tzu Lin）
理律法律事務所弁護士（パートナー）。主に企業M&A、会社投資事業、労使関連、個人情報保護、消費者保護および競争法の関連業務を専門とする。また、グローバル企業におけるコンプライアンス、労働法関連の助言も多く行っている。

コメンテータプロフィール

弁護士 谷 友輔 （たに ゆうすけ）
シティユーワ事務所弁護士（パートナー）。2008年弁護士登録。国際取引を主な取扱分野とし、特に、アジア法務、海外上場、日本語、英語及び中国語でのクロスボーダー契約、海外進出支援及びクロスボーダー紛争解決を得意としています。

司会プロフィール

弁護士 住田 尚之 （すみだ たかゆき ）
シティユーワ事務所弁護士（パートナー）。2003年弁護士登録。日本企業の中国ビジネスをめぐる各種の法律実務について豊富な経験を有する。長期にわたる北京市での駐在経験を有し、中国法令全般に対する専門知識を有しているほか、中華圏の法律問題について造詣が深い。