法律用語集
法律用語集
倒産手続の競合
- 読み方
- とうさんてつづきのきょうごう
- 業務分野
ある法的倒産手続が係属している間に、別の法的倒産手続が申し立てられること。
倒産手続が競合した場合、一般に、更生手続は再生手続に優先し、再生手続は破産手続に優先する関係にある。すなわち、更生手続開始決定があると、以後、破産手続、再生手続の申立てはすることができなくなり、既に係属している破産手続、再生手続は当然に中止する(会社更生法50条1項)。一方、再生手続開始決定があると、以後、破産手続の申立てをすることはできなくなり、既に係属している破産手続は当然に中止する(民事再生法39条1項)。なお、いずれの場合も、裁判所は、申立て後決定があるまでの間、破産手続または再生手続の中止を命ずることができる。
このような倒産手続の競合が生じる典型例としては、債権者によって債務者について破産手続開始が申し立てられた後、債務者が事業の継続を前提として再生手続を申し立てるケースがある。
この業務分野を取り扱う弁護士
-
松田耕治Koji Matsudaパートナー
-
澤野正明Masaaki Sawanoパートナー
-
井手慶祐Keisuke Ideパートナー
-
田汲幸弘Yukihiro Takumiパートナー
-
朝田規与至Kiyoshi Asadaパートナー
-
鈴木良和Yoshikazu Suzukiパートナー
-
田中秀幸Hideyuki Tanakaパートナー
-
並河宏郷Hirosato Nabikaパートナー
-
堀本博靖Hiroyasu Horimotoパートナー
-
金哲敏Cholmin Kimパートナー
-
古川和典Kazunori Furukawaパートナー
-
松尾宗太郎Sotaro Matsuoパートナー
-
森田豪丈Taketomo Moritaパートナー
-
水谷幸治Koji Mizutaniパートナー
-
萩原佳孝Yoshitaka Hagiwaraパートナー
-
青木翔太郎Shotaro Aokiパートナー
-
小林優嗣Masatsugu Kobayashiパートナー
-
渋谷洋平Yohei Shibuyaパートナー
-
大竹たかしTakashi Ohtakeオブ・カウンセル
-
中川明子Akiko Nakagawaカウンセル
-
河西薫子Kaoruko Kasaiアソシエイト
-
金子祐麻Yuma Kanekoアソシエイト
-
北岡諭Satoshi Kitaokaアソシエイト