
シティユーワの育成体制
多様な個性を尊重した事務所運営
創設以来、各弁護士の多様な個性を尊重することを大切にしており、弁護士のあり方を事務所が型にはめるというよりは、むしろ、各弁護士がその個性や強みを大いに発揮し、伸ばし、それによって事務所全体の総合力・活力を高めていきたいという基本的な考え方に基づいて事務所運営を行っています。
アソシエイト育成の基本方針
各弁護士が個性や強みを十分発揮・発展させることができるよう、アソシエイトには、幅広い業務の経験を通じて弁護士としてのバランスの良い実務感覚を身に付けるとともに、自己の希望する専門領域の業務経験を深めることで、総合力と専門力の双方を有する自立した弁護士として成長していってほしいと考えています。
アソシエイトの成長をサポートするため、シティユーワ法律事務所では、以下のような制度・プログラムを提供しています。
1.オリエンテーション
新人アソシエイトは、入所後の数週間、外部講師によるビジネスマナー研修に加え、弁護士としての仕事の進め方や各業務分野に関するオリエンテーションを受けることになります。このオリエンテーションでは、複数のパートナー弁護士が、新人アソシエイトが今後従事することになる業務内容に加え、弁護士の心構えなどの幅広いテーマについて講義を行います。このオリエンテーションにより、シティユーワ法律事務所が取り扱っている主要な業務分野について、実務面からのレクチャーが提供されることとなり、新人アソシエイトは、将来取り扱うことになる仕事の全体像を鳥瞰することができます。

2.ローテーション制度
シティユーワ法律事務所では、新人アソシエイトが、主要な業務分野の仕事をすべて経験することができるよう、ローテーション制度を導入しています。ローテーション制度においては、シティユーワ法律事務所の主要な業務分野を便宜上、「金融」「コーポレート」「訴訟・倒産」の3つの分野に分類し、新人アソシエイトは、オリエンテーション終了後、その希望を踏まえ、3つの分野の業務について、各業務分野を専門とするパートナーの指導の下で、一定期間ずつ実務経験を積むことになります。

3.指導担当制度
2年目以降のアソシエイトには、指導担当と呼ばれる担当パートナーが複数つき、指導担当から割り当てられる案件を中心に実務経験を積んでいくことになります。指導担当は、当該アソシエイトの将来も見据えた助言・指導や、成長のための必要な環境整備を行っています。
アソシエイトは、指導担当との密なコミュニケーションを通じて、事務所に対する要望、自己の留学や出向等の希望、自己の専門性の決定についての悩みなどを、指導担当にいつでも相談することができます。

4.英語研修
企業法務における英語の重要性は高まるばかりです。シティユーワ法律事務所では、法律英語の能力を高めるため、新人アソシエイト及び参加を希望するアソシエイトを対象として外国弁護士等による英語研修を実施しています。また、オンラインを含めた外部の講師による英語研修についても、一定のサポートを実施しています。さらには、将来の海外留学も推奨していることから、TOEFLの受験についてもサポートを行っています。

5.留学
将来英語を使用する業務に携わることを希望するアソシエイトを中心に、入所後数年の執務を経て海外(主に米国)の有力なロースクールに留学しています。留学に対しては、事務所からの補助を受けることができます。また、ロースクール卒業後の海外ローファーム(米国・欧州・アジア各国)での実務研修も、アソシエイトの希望により行われています。

6.出向
官公庁や企業等に出向するアソシエイトも少なくなく、例えば、金融庁、経済産業省、地域経済活性化支援機構等のファンド、証券取引所、日本銀行、大手銀行、大手証券会社、大手総合商社、大手メーカー、大手IT企業、外資系企業等への出向を経験した者がいます。

7.所内交流・アクティビティ
業務の情報共有・情報交換、プライベートな興味関心の情報共有などを目的として、定期・不定期に以下のような所内交流が行われています。また、自由参加型の所外アクティビティとして複数のサークルがあり、リフレッシュに最適です。
(1) アソシエイトランチ会
年に数回、アソシエイト同士のランチ会が開催されています。
(2) 所内の交流会
毎月、カフェスペースにて、フードやドリンクを楽しみながら事務所所員が交流する自由参加型のイベントが開催されています。
(3) サークル活動
事務所所員が自由に参加可能なサークルがあります。例えば、次のようなサークルが活動しています。
・ゴルフ部(年数回のコンペ開催)
・テニス部(テニスの練習会等の実施)
・観劇会
