セミナー・講演等

オンラインライブ配信にて、第63回CY法務セミナー(ウェビナー)を開催しました。
多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。

テーマ 第63回CY法務セミナー(株式会社FRONTEO共催)
判例にみるデジタル・フォレンジックと人工知能AIを活用した実践的な企業内調査
開催日時 2021年8月27日(金)14:00-15:30
講師 池上成朝氏(株式会社FRONTEO取締役)
野﨑周作氏(株式会社FRONTEOテクニカル・フェロー)
櫻庭信之弁護士
視聴可能期間 ライブ配信のみ
受講料 無料
定員 400名(先着順)

セミナー内容

PART I
1. デジタル・フォレンジックの概要
2. デジタル・フォレンジックに関する日本の民事裁判例
3. 調査にフォレンジックを活用する法的意義と経営判断
4. 民事裁判IT化の法改正動向とフォレンジックの視点
5. 人工知能(AI)を活用した証拠の抽出・解析に関するアメリカの判例

PART II
1. AIを含む現在のデジタル・フォレンジック作業工程
2. 委員会調査等で使われるAIを活用した証拠抽出プロセス
3. データの絞り込みを行い短期間で事案解決に導けた事例

PART III
1. 企業がデジタル・フォレンジック調査を行う際に留意すべき事項
2. 従来方式であるキーワード検索と異なるAIを活用した調査事例
3. AIを用いたドキュメントレビュー品質チェック効率化の事例

スピーカーより

PART I
情報漏えい、企業統治、会計不正、暗号資産、労務問題。証拠の大半がデジタル化し、近時さまざまな事例の企業内調査にデジタル・フォレンジックが使われることが顕著に多くなりました。報道でも「デジタル・フォレンジック」を目にするようになった一方、デジタル・フォレンジックに関する日本のこれまでの裁判例は揺れ動いています。PART Iでは、日本の民事裁判例にみられる問題と立証上のポイントを、事例に基づいてできるだけ具体的に分析し、訴訟を見据えたフォレンジックに関する留意点を解説します。
また、アメリカの裁判では、ビッグデータの中から争点に関連する証拠を見極めるために人工知能(AI)を活用するフォレンジック調査が「確立した法原則」と宣言されています。わが国に先行するアメリカの判例を読み解き、AIの活用が今後の国内の調査実務に影響を及ぼしうるポイントを考えてみます。

PART II
デジタル・フォレンジックが必要となる様々な事案を20年弱対応する中で調査対象となる電子証拠量の増大と共に調査手法の進化を見てきました。第三者委員会調査や会計監査、内部通報を起点とする不正調査に欠かせなくなったデジタル・フォレンジックの最前線に常に立つ立場から、現在の調査に不可欠となったAIの活用事例とその効果を解説します。

PART III
デジタル・フォレンジック調査の成否を分けるポイントは、最初の作業工程である「データ収集(証拠保全)」を適切に行うことにあります。人工知能(AI)など高度の解析技術をもってしても適切な証拠データが収集できていなければ有効な調査とはなりません。企業担当者が留意すべき有事の際のデジタル端末の取扱いに関して解説します。また、人工知能(AI)を活用した調査と従来手法の中心であったキーワード検索主体の調査との相違点を解説し、短期間で網羅性のある調査が実現できた事例をご紹介します。最後に人工知能(AI)を活用したドキュメントレビュー品質チェックの高度化、効率化の取り組みと実案件における効果について解説します。

スピーカープロフィール

弁護士 櫻庭信之
PART I担当。当事務所所属弁護士。1985年早稲田大学法学部卒、1987年東京地裁判事補任官、1992年弁護士登録。(NPO)デジタル・フォレンジック研究会理事・法曹実務者分科会主査、デジタル・フォレンジック・プロフェッショナル認定試験委員、東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学特別コースCySec講師、(一社)日本データ復旧協会相談役。『裁判手続IT化のもとでの事実証明のための電子データの問題』、『電子証拠とメタデータの問題』、以下共著で『法律実務のためのデジタル・フォレンジックとサイバーセキュリティ』、『電子証拠の理論と実務-収集・保全・立証』、『デジタル・フォレンジックの基礎と実践』、『基礎から学ぶデジタル・フォレンジック-入門から実務での対応まで』、『リーガルテック活用の最前線―AI・ITが法務を変える』ほか執筆。

池上成朝氏(株式会社FRONTEO取締役)
PART II担当。株式会社FRONTEO 取締役。 2003年に設立間もない株式会社UBIC(現:株式会社FRONTEO)に入社し、取締役に就任。デジタル・フォレンジックビジネス、eディスカバリ支援ビジネス(国際訴訟における証拠開示支援)、及びリスクコンサルティングビジネスなどの営業や企画を幅広く統括。2015年以降、新規事業立ち上げとして、自社開発した人工知能「KIBIT」の活用分野の拡大に取り組み、現在のビジネスインテリジェンス分野やライフサイエンス分野の礎を築く。また、並行して、M&Aにより米国のeディスカバリベンダーを買収し(現:FRONTEO USA, Inc.)、米国におけるビジネスの拡大により、グローバル展開の加速に貢献。長らく人力のみに依存していた労働集約的なリーガルテック業界に、人工知能(AI)を搭載した文書レビューツール「KIBIT Automator」を全面的に活用した革新的なeディスカバリサービスを提案し、AIの普及によるビジネス拡大に注力。

野﨑周作氏(株式会社FRONTEOテクニカル・フェロー)
PART III担当。 株式会社FRONTEO テクニカル・フェロー。2004年、株式会社UBIC(現:株式会社FRONTEO)に入社。以来、企業のコンプライアンス支援として、デジタル・フォレンジックを活用した機密情報漏えいや不正会計などの内部不正調査・監査のためのソリューションを提供。民間企業および法執行機関向けにデジタル・フォレンジックの講師としてトレーニングを実施し、多数の調査員を育成。東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学特別コースCySec講師、日本大学危機管理学部非常勤講師。著書に『デジタル・フォレンジックの基礎と実践』、『基礎から学ぶデジタル・フォレンジック-入門から実務での対応まで』、『リーガルテック活用の最前線―AI・ITが法務を変える』 (以上、いずれも共著)、公認不正検査士(CFE)、EnCase Certified Examiner (EnCE)の資格を有する。

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